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光線療法とは
光線療法(紫外線療法)とは、病変部に紫外線を照射する治療方法です。病変部に紫外線を照射することで、内服薬や外用薬では改善されにくい皮膚の免疫状態を改善し、皮膚症状を良くする治療方法です。病変患部に紫外線を照射することで、様々な効果が期待できます。下記のような疾患でアレルギー薬などの飲み薬や、ステロイド外用薬などの塗り薬を使用してもなかなか治らないお悩みを持つ多くの方が、しっかり通院して照射していただくことで効果を実感されています。痛みなどはなく、比較的手軽に受けやすい治療法です。
また、疾患の症状や状態によって、照射時間や光の強さを調整し治療します。
そのため、医師が定期的に患部を診察し、効果を確認しながら照射を続けることで、
患者様に治療効果を最大限に感じていただきやすくなります。
できるかぎり定期的に通院していいただき、医師の指示通りに通院していただくこと
で患者様の症状が和らげばと思います。
機械の特徴
・治療効果が高い308nm中波紫外線を照射します。
・12cm×12cm(144cm2)の面積を照射できます。そのため、手のひらサイズの一括照射が可能です。
・フレキシブルアーム設計を採用しており全身型では照射できない、頭部や手足裏に照射でき、患部が狭い場合は、患部のみに照射できます。また、照射時間も短く負担が少ない治療です。
ウシオ電機株式会社HPより引用
光線療法ファストパス
Q&A
Q.どれくらいの頻度で通院すればいいですか?
A.皮膚疾患の種類と程度によりますが、週1~2回程度の照射頻度が一般的です。
Q.どれくらいの回数で効果がありますか?
A.皮膚疾患の種類と程度によりますが,アトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症は 3回~10回程度
乾癬や円形脱毛症は 10回程度,尋常性白斑は 30回程度の照射で効果がでる方が多いです。
Q.費用はどれくらいかかりますか?
A.アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、尋常性白斑、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症の疾患に対し、保険適応となります。
1回・1240円(3割負担)1回・410円 (1割負担) ※ (保険適用時・処方なし)
Q.光線療法の副作用はありますか?
A.日焼け後の様なかゆみや、ひどい場合は痛みがでる場合があります。
症状が出た場合は、光の強さを調節して中断するか再開するかを決めますので医師に必ず伝えてください。
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