
当院でのニキビ・ニキビ跡の治療
当院でのニキビ治療は、まず保険診療での治療を優先いたします。
対応が困難な難治性ニキビに対しては、自費診療のケミカルピーリング、炭酸ガスレーザー、ビタミンA内服など、幅広い治療をご提案しております。
お肌の状態をしっかりと見た上で、患者様の肌やニキビに最適と思われる治療法を組み合わせていくことが大切です。
ニキビの原因

皮膚は表皮・真皮・皮下組織といった層に分かれています。そのうち表皮部分では新陳代謝(ターンオーバー)を繰り返しており、常に皮膚が新しく生まれ変わります。また、1つ1つの毛穴には皮脂腺があり、ここで皮脂が作られて表面に放出されることで肌を弱酸性にし、細菌繁殖を防いで保湿します。ホルモンバランスの崩れ、ストレス、洗顔を怠ったりすると、角質層の代謝の働きが正常に行われなくなってしまいます。
ニキビの種類




マイクロコメドとは、にきびになる前の「目に見えない詰まり」の状態です。見た目はきれいでも、肌の中では毛穴が詰まり始めています。にきび治療は、赤くなる前のこの段階から始めることが大切です。
角質層の代謝の働きが正常に行われないと、角質層が厚くなり毛穴が塞がってしまいます。皮脂が外に出ることが出来ない状態が続くと、毛穴の中に皮脂が溜まりニキビと呼ばれる状態になります。その際、毛穴が閉じて溜まった皮脂が盛り上がり、ぽつぽつとした膨らみとして出てくるのが白ニキビです。
角質層の代謝の働きが正常に行われず、皮脂が外に出る事が出来ない状態が続き、毛穴の中に皮脂が溜まるとニキビになります。その際、毛穴が開いて小さなクレーターのようになり、そこに溜まった皮脂やアカが黒く見えるのが黒ニキビです。

毛穴の中には、皮脂だけではなくアクネ桿菌(ニキビ菌)という細菌が常時潜んでいます。初期段階でできたニキビが悪化するとこれらの細菌が繁殖して炎症が起こります。毛穴部分が皮脂に押し上げられて膨らみ、白い芯のようなものが見える場合もあります。このように赤く腫れて盛り上がった状態のものが赤ニキビです。
ニキビ菌は酵素を作り出すため、毛穴に溜まった皮脂やアカを酸化さます。赤ニキビの状態から酸化が進むと炎症が更に悪化して膿を持ち始めます。毛穴の中に閉じ込められた皮脂や膿は周囲の組織にも及び、真皮層や皮下組織にもダメージを与えます。この状態では表面の赤みが増して膿が中心部に浮き上がって見えてきます。このように膿んで熱を帯び、痛みを感じるものが膿ニキビです。

赤ニキビや膿ニキビなどの炎症を伴うニキビができた際、表皮の最下層にあるメラノサイト(シミの元となるメラニンを作る細胞)の活動が活発化し、メラニンを生成することで他の細胞へのダメージを軽減させます。正常な肌の状態ではメラニンは分解・排出されますが、ニキビができた後の代謝機能が弱まった状態ではうまく排出されず、赤みやシミだけが皮膚表面に残ります。このような状態を色素沈着といいます。
